2016-10-10

スピーカーをガラスコーティングしてみました

前回記事の、携帯電話やスマートフォンにコーティングをして、人体に有害な電波をカットするおはなしは、仮に電波が大幅に減衰するならば、通話やデータ通信が乗る電波の送信・受信に影響するわけですから、これは完全にオカルトですね。

今回は、わたくしの個人的なオカルトなネタをご披露します。

自宅で音楽を聴く際に使っているスピーカーなのですが、そのキャビネット(箱)の外側表面に、ガラスコーティングをしてみました。

なぜ、そのようなことをしたのかと言いますと、バイオリンやチェロとか、ギターといった弦楽器のように、木製共鳴胴を持っている楽器では、共鳴胴の塗料・ニスの種類や塗り方が、音質に影響すると聞いたからです。

そうなんです、オーディオスピーカーも共鳴箱に当たるキャビネットを持っていますので、単純に箱の外側に何かを塗布すると、音質や音色に影響があるのかもしれないと考えたわけです。

ネットで検索してみると、オーディオマニアの方々は、自分で本格的な塗装をしたりしているようですが、この場合は技術や道具が必要ですし、時間とお金もたくさんかかることでしょう。

マニアの方々は、それなりの哲学や美学があり、ちょっと世界が違うようですので、わたしは、既製品スピーカーのキャビネットに、サクッとガラスコーティングをしてみました。

今回コーティングしたスピーカーは、ちょっと古いものです。
B&W CDM1 SEという、1999年に購入したものです。
ゴムエッジのスピーカーユニットなので、17年を経ても全く問題ありません。

最近のような高性能なデジタルオーディオ(ハイレゾ)がなかったころで、CDが全盛期でしたから、現在のハイレゾといった高音質再生と比べて、やや眠たい感じの音質というのでしょうか。例えるならば、ひと昔前のデジカメの画質みたいにちょっとフワッとしたような音質です。

スピーカーキャビネット(箱)の表面を硬くしてあげれば、音が引き締まってくるのではないかと、思いっきりの素人考えを発揮して、ガラスコーティングをしてみたというわけです。

ガラスコーティングは透明なので、もともとの木地の風合いに影響を与えませんし、スポンジやクロスを使って手塗りができますので、特別な道具も不要です。

ガラスコーティングを塗り、拭き上げてから2日ほど経ってから、聴くことが多い曲を流してみました。

(ここからは、オカルトっぽいです)
おぉ、以前はフワッとした感じだったものが、なんかカチッとスキッとしたかも。

もう少し付け加えると、コーティング前は音の広がりが狭くまとまった感じだったものが、コーティング後は広がりと遠近感がよくわかるように聴こえます。

よーし、一回塗りでこうなるのなら、塗り重ねるともっとハッキリとするかもしれないと考えました。
重ね塗りの結果は、二回目では一回目ほどには違いが少ない感じです。このため、三回目は不要と判断しました。

私的には、古いスピーカーの音質向上ができたと信じていますし、最新の機器を使ってハイレゾ信号を再生した場合も、スカッとした音になりましたので満足しています(笑)。

見た目の光沢も出ますし。

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