車の窓ガラスに対して、シリコーンレジンをコーティングしてもよいのですか?
このようなご質問を、しばしば頂戴します。
まずは、回答から、
- ワイパーが摺動するフロントガラス等への適用は避けてください。
- ワイパーの摺動とは関係のない窓ガラス(サイドガラス等)への施工は問題ありません。
- ボディへの施工中に、多少のコーティング剤が窓ガラスに付着する程度でしたら、問題ないと考えます。
捕捉いたします。
ワイパー摺動との関係について
シリコーンレジンコーティングは、持続性と相関関係がある独特の粘弾性があるため、ワイパー摺動時にビビりが発生する恐れがあります。
ワイパーとは関係のない窓ガラスについて
ワイパーとは関係のない窓ガラス(サイドウインドウや、リアウインドウ)でしたら、シリコーンレジンコーティングの塗布をおこなっても問題はないと考えます。
シリコーンレジンコーティングは、油分は含まないので、油膜になることはありません。
シリコーンレジンコーティングは、ボディのガラスコーティングに対するトップコートとしては大変有効ですが、窓ガラス上においては、撥水性や持続性が良いとは言えません。
ボディのガラスコーティングへの施工について
ボディのガラスコーティングと窓ガラスの組成は似ていますが、まったく同じではなく、若干の違いがあります。
このため、シリコーンレジンコーティングは、ボディのガラスコーティングへのトップコートとして、密着性・持続性・撥水性・美観等が大変良好です。
しかし、窓ガラスへの密着性や撥水性はあまりよくありません。
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