<回答>ゴムへのシリコーンレジンコーティングの適用は、以下のように使用しても良い場合と、適さない場合があります。
使用しても良い場合
ゴムが劣化していなくて、水をかけても十分に撥水する場合は、シリコーンレジンコーティングを使用しても良いです。
オイルなどの油分やワックスを塗っていると、劣化したゴムでも撥水することがありますのでご注意願います。
ただし、いかなる場合もタイヤには使用しないでください。
理由は下記の適さない場合をお読みください。
適さない場合
弊社のシリコーンレジンコーティングは水性です。
ゴムが劣化している場合、ゴムの加水分解(水による分解)※が進行していることが考えられます。劣化したゴムは、油性を含めたケミカルでは、十分な保護性が得られません。
このような場合は、早めのゴム部品の交換をお勧めいたします。
タイヤは、専用の市販タイヤワックスをご使用ください。
タイヤに、シリコーンレジンコーティングを塗布しても、問題になることは考えにくいですが、タイヤへの使用は想定外です。
タイヤは、車の安全上非常に重要なものですので、十分な実績のあるタイヤ専用の製品をお使いください。
※.ゴムの劣化は、下記のような要因が考えられます。
- 熱
- 光(特に紫外線)
- 放射線
- 電界・電磁波
- 機械的ストレス
- 微生物
- 化学物質
- 水
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