2013-10-08

コーティングとワックスの違い

新車の輝きを長く保つためには、ワックスやコーティング剤によるお手入れが必要であることは言うまでもありません。 

それでは、コーティングとワックスにはどのような違いがあるのでしょうか。 


コーティングやワックスの役割

クルマには土、泥、チリ、ホコリ、砂、海水の飛沫、排気ガス、工場の排煙・排気、さまざまな金属や化学物質の飛散物などが付着します。

きれいに洗車しても、水道水のミネラルや雨水に含まれる酸性物質(酸性雨)や、空気のきれいなところでも、強烈な紫外線を含む日光や太陽熱などにさらされます。

これらは車のボディの見た目が汚いだけではなく、ウォータースポット(イオンデポジット)を発生させる原因ともなり、洗車をしてもどことなく艶がなくなり、美観を損なう原因となります。

汚れを除去しやすく し、塗装面の劣化を防ぐためにあらかじめ保護膜を作るのがワックスやコーティング剤です。

ワックスやコーティングは汚れを一旦引き受け、塗装に汚れが付着することを防ぎ、透明な薄い被膜が細かな塗装面の凹凸に入り込み平滑化するため、光の乱反射を減少させ輝きのあるムラのないツヤが出すことができます。


コーティングとワックスの違い

ここまでは、ワックスやコーティングの一般的な役割のおはなしでしたが、具体的にワックスとコーティングにはどのような違いがあるのでしょうか?

カーワックスの主成分は炭化水素やカルボン酸といった有機物の油であり、カルナバワックス(カルナバロウ)のような天然物やパラフィンを合成したものです。

このカーワックスは、酸化や紫外線劣化しやすい有機物の油であるため、ワックス自体が酸化や劣化することにより、黒ずんだ水垢のようになって、保護被膜そのものが汚れてしまうものなのです。

このワックス(油分)が塗装面に残存している間が、ワックスの有効期間です。ワックスは、塗装面の温度上昇により加速度的な分解劣化が発生しやすいものでもあります。

ですからカーワックスは、古く酸化した被膜を除去することと洗車とワックスがけをこまめにおこなう必要があるのです。
ワックスは、このような作業をこまめに継続的にできる場合には、天然カルナバロウ独特のツヤや光沢を維持することができる特徴があります。

一方、現在のコーティングはシリコーンを原料としたものが多く、シリコーン独特の構造に由来する、下記のような機能性を向上させたものが「シリコーンコーティング」です。

【コーティングによる機能性の向上】 

防汚:汚れがつきにくい、汚れを落としやすい
保護:酸やアルカリ・油などをバリアする
耐久:被膜の寿命が長い、被膜の酸化劣化が少ない
美観:表面を平滑化し、光の乱反射を防ぐ
施工:誰でも簡単に施工ができ失敗がない
安全:人体はもちろん、塗装やクルマ、環境への影響が小さく安全性が高い

弊社のコーティング剤は、シリコーンレジンを主原料としております。シリコーンコーティングについてくわしくは下記の記事をあわせてご覧ください。
シリコーンをコーティングに
シリコーンレジンって何ですか?

(参考) 
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