ここで改めて自動車コーティングに求められる機能性を整理してみたいと思います。
防汚:汚れがつきにくい、汚れを落としやすい長い歴史を持つ天然素材ワックスから現在のコーティングに至るまで、上記のような機能性の向上が連綿と求められています。
保護:酸やアルカリ・油などをバリアする
耐久:被膜の寿命が長い、被膜の劣化が少ない
美観:表面を平滑化し、光の乱反射を防ぐ
施工:誰でも簡単にコーティングでき失敗がない
安全:人体はもちろん、塗装やクルマ、環境への影響が小さく安全性が高い
数あるコーティング剤開発は、このような機能性を少しでも向上させるべく開発されたものであるわけです。
そのようなコーティング剤として、シリコーンはどのような意味をもつのでしょうか?
ひとつひとつ検証してみたいと思います。
シリコーンの特徴 (コーティング原料として) | |
防汚 |
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保護 |
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耐久 |
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美観 |
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施工 |
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安全 |
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いかがですか。
無機物と有機物の両方の性格を持ち、多様な構造からさまざまな機能性を発揮できるシリコーンは、コーティング剤としてとても魅力的ですね。
こんなにクルマのコーティング剤として「良いことずくめ」なのですから、シリコーンを使わない手は無い!ってことで、現在ではシリコーンを原料としたコーティングが市場に多く出回っています。
ところでシリコーンは、無機物と有機物のユニットの構成により、変幻自在ともいえるような性状や特質のものができるわけですが、コーティング剤としてはこれらをどのように活かしているのでしょうか?
シリコーンレジンコーティングについて
1.シリコーンレジンって何ですか?
2.シリコーン?シリコンではないの
3.シリコンは石ころから、そして・・・
4.シリコンからシリコーンへ
5.シリコーンっていったい何
6.シリコーンの仕組み
7.シリコーンをコーティングに
8.コーティングはみな同じ?
9.シリコーンレジンコーティングとは
(参考)ガラスコーティングを補うコーティング剤 ~メンテナンス剤として~
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